土地の利活用について

プロジェクトチームでは、今後の牧場の土地の利活用方法などについて検討をしてきました。しかしながら、ハーモニィセンター自身が牧場の土地を所有し続けて何らかの事業を行うことは、残念ながら困難であるという一定の結論に達しました。
このため、社会教育団体として、また、長年にわたり地域の方々にお世話になってきたものとして、少しでもよい形での利活用となることを願って、相馬ポニー牧場やハーモニィセンターに関わる多くの人の力をお借りしながら、牧場の土地を中長期的に利活用していただく方策を見つけていく必要があります。
 
皆さん自身や、皆さんのお知り合いの中で、相馬ポニー牧場の土地を利用・活用して事業等を実施したいという方がいらっしゃいましたら、ぜひプロジェクトチームあてにご連絡ください。プロジェクトチームが必要に応じて協力しながら、ハーモニィセンターとの協議をしていただくことになります。
土地の概要及び現況は以下のとおりです。
 

土地の所在

南相馬市鹿島区上栃窪地区(ふるさと林道沿い)

常磐自動車道南相馬鹿島SA(スマートIC)から直線距離(八森山をはさむ形で)3km、道なり7km

面積

合計約29,000平方メートル

地目

宅地、雑種地、山林、保安林

建物

利用可能なのは食堂(木造、平成4年築、床面積約113平方メートル)および馬房(畜舎)(鉄骨、昭和61年築、床面積約294平方メートル)の2つ。

現状ではその他にも複数の建物が現存しているが、いずれも損傷が激しく、基本的には相当な修繕をしなければ使用不可能と考えられる。

インフラ関係

上水道は牧場の一番下部、食堂まで開通。下水道は合併浄化槽整備済。

電気は敷地上部まで配電可能(いずれも要整備)

 

ご理解いただきたいこと

 土地の利活用のご提案にあたっては、「提案主体が自ら事業実施者を確保し、事業実施者が土地を購入(条件によっては賃借)して実施する」ということが基本であると考えています。(つまり、「ハーモニィセンター又は『誰か』が、こういうことをやったら?」というものはご提案としては受け止められないという趣旨です。)もちろん、具体的なご提案をいただく中で臨機応変に対応できる部分はご相談しながら決めていくことになります。なお、現在多くの場所で起こっていることではありますが、自治体への寄付等はできないことがわかっています。

 これまでには太陽光発電事業者からの事業の提案もありましたが、北向き斜面であること、山あいの土地で太陽光発電を事業として行うには狭小であることなどから、現在までに具体的な結論には至っていません。

 
 前述のとおり、これまでプロジェクトチームでも様々な活用方法の模索をしましたが、採算や事業実施者の確保をはじめとした課題があり、実現可能性のある案に到達するには至っていません。ぜひ、多くの方にもご協力をいただきながら、よりよい形で利活用していただく方策を考えていきたいと思っています。
 

ハーモニィセンター及びプロジェクトチームでも引き続き各方面への働きかけを行っており、中には現在利活用の相談を受けているものもあります。状況は随時動いていきますが、限られた時間の中で最善の結論を得られるようにしたいと思っています。

 
 

HOME | 土地の利活用について